源氏物語(林望) 一
はじめまして~みなさん
日記ブログ?なるものを始めてみました~
根気よく続けられる性格ではないのですが、とりあえずやってみたいと思います。
同じ本を読んで感想を共有する。
なかなか身近な友達ではできないことかと思います
読後、考える時間を設けることによって脳へ記憶していく
それがブログをやってみようと思った主な理由ですかね
まぁ前置きはこんなもんにして早速内容にはいっていきましょーか!
今回私が読んだのは
数ある源氏物語翻訳本の中からこの本を選んだ理由は・・・まぁ「源氏物語 おすすめ」で検索した結果ですかね(笑)
日本人なら一度は読んでおきたい!という理由で手に取りました
正解でしたね!
めちゃめちゃ楽しめました
勿論、1000年前に書かれた作品なので、今の小説のようにすらすら読むことはできません。
知らない単語、よく分からない行事、慣習なども当然のように出てきます。
でもそんなことは想定済みですよね?
そんな言葉に対して、いちいち解説を設けろ!とは言いません。
寧ろいちいち解説を付けられたら、本は分厚くなり、流れが途切れ、私は最後まで読むことはできなかったと思います。
大事なのは流れをつかんで、8割理解すること
そういう点において入門書として完璧だったなと思います
この本を読むにあたって、いや、源氏物語にチャレンジするにあたって大事だと私が感じたことを書いていきます
・流れをつかむ
・全てを理解しようとしない
・登場人物の関係をしっかりおさえておく
・一文一文、主語をはっきりさせる
・ゆっくり丁寧に読む⇒すらすら読もうとしない
こんな感じでしょうか
いちいち細かくは書きませんが、大体分かりますよね(笑)
とにかく迷子にさえならなければ本当に楽しめる作品でした!
初めから絶賛していると信じてもらえないかもしれませんが、結構好き嫌いはっきり言うタイプです
いやむしろ源氏物語が良い作品だったから日記ブログを始めたと思っていただいてもいいです
本当に初心者向けの楽しめる作品でした
本当は内容についても細かく触れられればいいのですが、全てを読んだ後にこうして書いているので、なんせ何を書いたらいいかよく分からないんですよね(笑)(笑)
でもすごいですよね
「昔の人は昔の人」などとは考えてはいけませんね
心情描写がものすごく丁寧に描かれており、それが現代を生きている人々も共感できるものなのです
「源氏物語」が今も名作として語り継がれている所以ですね!
人間の感情は時代によって変わるものではなく、1000年も前から人間は人間なのですね!
光源氏。
身分の高さと外見の良さで、結構積極的に自由に振る舞います
やっぱり全ての男の憧れではないでしょうか
ぶっちゃけかなり羨ましいですよね
でも比較的考えていることはクズですよね?
誰かのものだが欲しくなっちゃう。
そんなタイプのようです
人が死ぬというときには基本的にそれ以外のことを考えているような気がします
世間での自分の評判だったりとか、自分が惚れた女のことだったりとか(笑)
まぁそんなところが「源氏物語」の面白さ、親しみやすさなんだと思います
最後に私が考える光源氏が本気で惚れた女ランキングを作ってみたいと思います
1位:藤壺
2位:夕顔
3位:若紫
・・・
最下位:軒端の荻
こんなかんじでしょーか
1位は文句ないんじゃないでしょーか!
まぁ男は結婚相手に、母親に似ている人を選ぶって言いますもんね
間違いなく1位です!
異論は認めません!
若紫への思慕は藤壺に血が近いので似ている。藤壺の代わりに傍に置いておきたいという想いからです
夕顔の死は悲しかったですね!
あれほど落ち込んでいる源氏を見たのは初めてです
意外とあっさり死んで驚きましたが、めちゃめちゃに源氏が悲しんでいるのが伝わってきました
若紫が源氏に懐いてきたというところで一巻が終わるので、とりあえずは夕顔が2位です!
これから入れ替わるかもしれませんね!
まぁ源氏物語といえば夕顔!ってくらい有名な登場人物ですよね
最下位は葵上と迷いましたが、流石に扱いがかなりひどかった軒端の荻でしょう(笑)
空蝉はどーなんでしょーか・・・
源氏が求めていたにも関わらず夜の行為がなかったという点と、人妻という点が光源氏を熱くさせたのでしょう。
きっと一回目で及んでいれば「こんなもんか・・・」で終わっていたと思います
なので、恋愛感情という点では薄いかと思われます
まぁまだ若紫も微妙なところなんですがね・・・
「源氏物語」が佳作であるということの真髄に今触れようとしていることにとてもワクワクしている自分がいます
まだ一回も読んだことのない状態です
一行一行が未知の領域です
「源氏物語」をすべて読んだ上で大好きな人は、今のこの私の状態をとても羨ましく思うでしょう
次は二巻です
また二巻のときに感想を挙げようかと思いますので、よろしくお願いします!
では・・・